七福人ブログ

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大麻ってなんで推進派がいるんだろう

どうも!お金大好きだいこくです。

 

さて、つい先日も有名人の方が大麻所持で逮捕されてましたね。お酒が大好きな私としては、ついつい手が出る気持ちは分からなくはないですが、法律で禁じられている以上は絶対にやってはいけないことです。

 

一方で、某有名な経営者などに代表される大麻の合法化を良しとする意見を持つ方も少なくないですね。確かに海外では、大麻を合法と認めている国や地域もあります。そもそも、何故合法化した方が良いという意見が出るのか、断片的には知っていますが改めて調べてみました。

 

1.大麻の効用

大麻は、名前のとおり麻の花冠や葉から精製される薬物で、マリファナとも呼ばれています。

大麻には500種類もの化合物が発見されているそうですが、中でも大きな効用があるのがTHCと です。THCは、テトラヒドロカンナビノールといい、精神活性化作用があるといわれています。これが、中毒性を引き起こすという負の面と、一方で多幸感によるや痛みを和らげるという正の面があるようです。もう一つがCBDという略称のカンナビジオールです。CBDには抗不安、抗てんかん、抗菌、抗炎症、抗虚血、血管弛緩、制吐等の多くの薬効があるとされているそうで、この成分だけを抽出したものも精製されているようです。

大麻には確かに精神(脳)に作用する成分があるので、常習性はあり乱用することで中毒症状を起こすこともあるようです。一方で、アルコールやタバコと比較したときには、大麻の方がその中毒性は軽いという意見もあるという研究もあるそうです。

 

2.医療大麻

大麻には嗜好品としての側面と、医療用としての側面があり、医療用に限り合法としている地域も多いようです。

医療用の大麻は、大麻に含まれる成分であるTHCやCBDを利用した生薬療法のことです。アメリカでは、腰痛、消耗症候群、慢性痛、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和などのために処方されているそうです。CBDの配合比率などにより効能も変わるようで、様々な医療薬品が作られています。

医療大麻は、アメリカでは全50州中29州で使用でき、他にもカナダ、オランダ、オーストリアイスラエル、スペイン、ベルギー、イギリス、ドイツ、オーストラリア、コロンビアなどで認められているようです。日本でも医療大麻に関する議論は国会でかわされており、治験としての利用は検討が進められているようです。

医療大麻が注目される理由にはいくつかあり、以下が挙げられています。

  • 身体的害(副作用)が少なく、第一選択薬として望ましい。
  • 製造、栽培が容易かつ安価。
  • 多くの品種が存在しており、薬効成分(THC、CBDなど)のバランスが多様なため、患者の個人差・病状の差に適合した品種を見つけることができる(一種のテーラーメイド医療と言える)。
  • 化学薬品ではない。
  • 既存の治療薬の効果が薄かったり、副作用が強い患者に対しての代替医療になりうる。
  • いまだ有効な治療薬が存在しない疾患、難病に対して効果が認められることがある。

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3.日本における法規制の現状

日本では、大麻大麻取締法で規制されています。麻薬及び向精神薬取締法(麻薬取締法)とは別の法律で規制されているんですね。大麻取締法では大麻から製造された医薬品を施用等を禁止されているそうです。

大麻取締法により、大麻大麻草及び大麻製品)の所持・栽培・輸出入は、免許制になっているようです。研究目的等のためですね。大麻草を栽培または大麻を使用しようとする場合は大麻研究者免許若しくは薬剤師免許が必要になります。素人は許可が下りませんということです。

無免許ないし無許可で栽培又は輸出入をした場合は7年以下の懲役です。営利目的の場合は10年以下の懲役(又は情状によりこれに300万円以下の罰金が併科される)。大麻の不法所持、譲渡・譲受け、大麻から製造された医薬品の施用は5年以下の懲役です。こちらも営利目的の場合は7年以下の懲役(又は情状によりこれに200万円以下の罰金が併科される)になります。

大麻の使用については日本法でも禁止されていないですが、これはどちらかというと海外で使用した場合を想定しての対応のようですね。大麻の使用が合法な国で医療用に使用していた方が来日した際に、薬物反応が出たことを理由に取り締まることは外国での行為を日本法で処罰することになってしまうためです。転じて、日本人が海外旅行で合法な国にいって使用した場合がどうかということに対しても、規制はしづらい状態になっていると言えます。

 

4.大麻が合法化されたらどうなるんだろう

ここからは想像ですが、大麻を海外に行って使用したという知人がいましたが、非常に気持ち悪くなったと言っていました。これは、普段タバコを吸わない人がタールの重いタバコを吸ったときに生じるヤニクラ的な症状ではないかと思っています。そういう意味では、大麻だから危険というわけではなく、同じような製品・薬品とおなじく扱いを間違えたり乱用したりすると悪影響を及ぼすという認識をすべきかなと思っています。

もし日本で合法化されたとすると、医療用だけであれば一医薬品としての流通になりますが、当然今までよりも国内での流通量は増えるでしょうし、それに伴って違法な嗜好目的での所持も増えそうな気がしています。また、嗜好目的での大麻も完全に許可したとすると、もしかしたらタバコ、酒のような嗜好品として一定層に定着するかもしれませんね。その場合は、一定の経済効果は確かにありそうです。新たな産業としてメーカーや付属品等の販売、もしかしたらタバコとは別の場所での使用が義務付けられたりすれば、そのためのスペースが出来たりもするかもしれませんね。大麻ベンチャーが出てきてIPOとかしたら熱いな。

一方で、アルコール中毒やギャンブル中毒が多くいる日本で、今度は大麻中毒者が出てくるとなると、それもどうなんだろうと思いますよね。アルコールから大麻に流れるだけ、というわけではないはずなので、新たにそういう層が増えるだけ、または酒+大麻、ギャンブル+大麻とかで併発していきそうな気がします。さらに、一度解禁してしまうと基本的には止められないとも思います。今からタバコは一切禁止、やアルコールは一切禁止という法律は、その産業界や国民からのバッシングで成り立たないと思いますし、大麻も解禁して流通し始めてしまうと同じような状況になる気がします。

 

個人的には特にどちらにすべきというほどの意見もないですが、解禁するなら法整備や流通の管理等はしっかりすべきだなと思います。そんな時代ではないかもしれないですが、タバコとかみたいに国営の専売公社的にスタートすれば、税収も増えるしコントロールもきくので、それくらい慎重に始めてほしいですね。

 

 

如何だったでしょうか。オランダいけば吸える!所持せずに吸えば大丈夫!みたいな浅はかな知識と、いまいち違法薬物としてしかとらえていなかった大麻ですが、医療目的等の色んな面があることが分かりました。

法律で禁止されている間は、必ずそれに従わなければいけません。ダメ、ゼッタイ。ただ、それが医療面で有効であるのであれば、いつか日本でも活用される日が来るといいですね。

 

ではまた!